お米づくり① 苗作りの準備

私たち日本人の主食で
みなさんが毎日のように食べているお米。

稲が実ってご飯になるまでに、
どんな工程があって、どうやってできているのかご存じでしょうか。

田んぼの体験をしたいと思ってもなかなか時間がなかったり、
機会が無かったりする方もいらっしゃると思います。

お米作りの様子を
季節に合わせてレポートしていこうと思います。

旦那さんの御米作りについて

Earthjoy!プロジェクト主催の美月の旦那さんは、
環境NPO職員をやりながら農業法人をしています。

15年以上、
無農薬・無化学肥料・天日干しで
生きもののためのお米づくりをしています。

耕作放棄地を田んぼに戻し、
生きものたちがたくさん住める田んぼに戻すことで、
そこから水が流れていく先である湖の自然再生へとつなげる活動から、
始まりました。

生きもののためのお米づくりをする農業法人ということで、
普通の農家さんとは違うところもありますが、

今年もお米づくりが始まりましたので、
「お米ってどうやって作るの?」
ということをお伝えできたらと思います

苗作りの前の準備(温湯消毒)と浸種

温湯消毒

今は、田植えをするための、
苗作りのための作業が少しずつ始まっています。

まず、
大きな鍋にぬるま湯を沸かして、
種となるお米(種もみ)を入れて、
殺菌する作業から始まります。

これで全部が病気がなくなるわけではなく、
防ぐことができる病気は少ないそうなのですが、
毎年行う作業です。

旦那曰く、
無農薬栽培ならではの作業で、
農薬を使ったお米づくりではしない作業だそうです。
(温湯消毒をしなくても、農薬で防げてしまうからです)

漬ける時間や温度は
人によって多少差があるとのことです。

浸種

終わったら、お水にお米をつけて、発芽を待ちます。

積算で100度になると、発芽するそうです。
(8度以下は、ノーカウントになるとのこと)

3日に一度くらいお水を変えていて、
発芽すると、香りが変わってくるそうです。

このあと、発芽したら、
種まきをして、苗作りの作業が始まります。

田んぼの準備

同時に、田んぼでは、
草刈りをしたり、
堆肥を田んぼに混ぜ込んだりする作業をしています。
※近くのお馬さんの牧場から堆肥を買っています

子どもが堆肥運びを手伝っている様子

この堆肥を撒く作業がが手作業なのでかなり疲れる作業です。

わたしもやったことがあるのですが、
バケツや一輪車に堆肥を乗せて、
田んぼの真ん中とかまで何度も何度も運ばなくてはならず、
かなり大変だった覚えがあります。

休憩時間はふたりでお弁当作って田んぼで食べたそうです。焚き火には焼き芋も!

苗作りをする前から御米作りは始まっていて、
今回はその様子をご紹介しました。

次は苗作りの様子をお伝えします。

美月一奈輝

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